恋愛心理

なぜ人は他人の恋愛に口出しするのか?

芸能人の熱愛、破局、浮気、不倫。そんな恋愛ゴシップでネットが大騒ぎする現代。

面識のない相手のニュースでここまで騒ぐのですから、自分のまわりにいる人の恋愛話にはもっと盛り上がるでしょう。

実際に「あのカップル絶対別れるよね」「○○の彼氏はやめた方がいいよね」「あの人は遊ばれてるだけだって」などなど友人や知人の恋愛話や噂話を耳にすることは非常に多いです。

なぜ、人は他人の恋愛話に口出ししたがるのでしょうか?

そこで今回は「人が他人の恋愛に口出ししたがる理由」について考えてみました。

自分にとって普通じゃないことへの拒否反応

デキ婚、年の差恋愛、略奪、浮気、相手がコロコロ変わる。こういった条件の恋愛に関して、人は特に批判をしたがります。

自分の中の常識ではありえないと思っていること、自分の基準では普通ではないこと、に対して異常に拒否反応を示す人が多いのです。

「そんな恋愛続くわけない」「今はそう思っているだけ」「どうせまた浮気するに決まってる」「きっとすぐ別れる」など、アドバイスという名の自分の価値観を相手に押し付ける行為は、実際にしたこともされたこともある人が多いのではないでしょうか。

「傷付いてほしくないから」「あなたを心配しているから」というもっともらしい理由で口を挟んできますが、結局はアドバイスをしている本人がその現実を受け入れられないだけです。

例えば親は誰より子どものことを想っているし、心から心配して助言しているということに嘘偽りはないでしょう。

でも、我が子が年の離れた相手を選ぼうが、浮気を繰り返す男性を選ぼうが、相手がいる人を略奪しようが、その子どもが幸せになれずに傷付くかどうかなんて親にも分からないことですし、傷付いたとしてもそれもひとつの大きな経験になります。

統計的に、一般的に、常識的に上手くいかない確率が高いと”されている”から、反対したり批判をしたりすることは、いわば普通でいることの強要です。

例えば、恋愛だけでなく、起業したいとか芸能人になりたいという夢を話しても多くの人は「無理だよ」「失敗したらどうするの?」「やめときなよ」と反対するでしょう。

なぜなら、みんなと同じ様に普通に人生を歩いていれば失敗のリスクも少ないし幸せになれると思っているからです。

特に日本という国で生きてきた私たちにとって、「まわりと同じ=安心」という意識は小さい頃から植えつけられてきたものであり、それを疑わない人がほとんどです。

高校を卒業したらとりあえず大学に行って、就職して、30歳前後になったら結婚して、子どもを産んで、パートして、子どもが巣立ったら老後は趣味をしたり旅行をしたり…というようなモデル人生を送る人が8割くらいなのではと思います。

それが悪いということではなく、そういった「普通」という価値観から外れたことをしている人を受け入れることができない人が多いということです。

自分や世間にとってはありえないから上手くいくわけない、傷付くかもしれない、そういった意識から批判したり口出ししてしまうのでしょう。

相手を思いやる気持ちと、自分にとって常識でないことを受け入れられないことの境界線は、本人も明確には分かっていないのかもしれません。

他人と比較することで自分の幸せをはかる

人の恋愛について批判することで、自分の方が幸せであると感じたい人というのもとても多いものです。

「あんな彼氏と付き合うくらいだったら1人でいい」と批判することで彼氏がいない寂しさを正当化しようとしていたり、「あのカップルはいつもくっついたり離れたりして大変そう」と言いながら一方自分のカップルは安定していると思いたかったり、「○○の旦那さん中卒なんだって」と馬鹿にして優位に立った気持ちになったり。

これも恋愛に限らずですが、人との比較で自分の幸せをはかろうとする人がとても多いのです。

何かしらの基準があって、その基準に対して自分はどうか?という視点で物事を判断するということは私たちが幼いころから当たり前のようにしてきたことです。

テストの平均点に対して自分の点数はどうだったか、通っている学校の偏差値は全国的にどこらへんのランクか、就職先の給料は平均に比べて高いか安いか、付き合った人数の平均データに比べて自分の恋愛偏差値はどうなのか、平均初婚年齢に比べて結婚が早いのか遅いのか、バツ2以上になると色々と言われるこの世の中でまだバツ1だから大丈夫、などなど。

あらゆることに対して、世の中の基準に比べて自分はどうなのか?という考え方をするのが当たり前になっているのです。

しかし本来、成功か失敗か、幸せか不幸せか、普通か普通じゃないか、なんていうことは自分次第です。

自分が成功と思えば成功だし、幸せと思えば幸せだし、普通と思えば普通なのです。

自分の基準に自信がなければないほど、人との比較で幸せをはかるようになります。

つまり、人の恋愛を批判したり口出ししたりすることで、自分の安心を買っているともいえるでしょう。

他人の恋愛話に時間を割くほど人生が暇である

そして最終的には、人の恋愛に口を出す人ほど暇であるということに間違いはありません。

自分の人生に一生懸命であったり、人の幸せを心から願っているような、常に全身全霊で生きているような人はおそらく人の噂話や恋愛話で盛り上がることはありません。そんな時間があるならもっと自分や人の人生をよくするためのことを考えているでしょう。

先程も述べた通り、幸せの基準は本人次第です。

第三者が決められることではありませんし、常識的ではないから幸せになれないということもありません。

結局はまわりが何と言おうが、本人が幸せと思っていればそれでいい。いいはずなのに、人は批判したがるのです。

比べて自分が安心したいから。批判することで自分の状況は優位だと感じたいから。暇だから。

もっと自分の基準に絶対的自信を持っていいはずだし、もっと人のことは放っておいていいはずなのです。

価値観は人それぞれで、何が正解ということはない。当人が幸せと感じていればそれでいい。

世の中がそんな考えで溢れ、もっと自由な人が増えてもいいと思うのです。

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