「毎日のように連絡を取っているのにデートに誘われない」「脈ありっぽい発言をしてくるのに会おうとは言わない」など、連絡はくるけど誘ってこない男性の態度にモヤモヤを抱える女性は少なくありません。
なんで誘ってくれないの？ただの暇つぶしなの？と思考のループに迷い込んでしまう人も。
そこで今回は「連絡はくるけど誘ってこない男性の心理とは？」についてみていきましょう。
連絡はくるけど誘ってこない男性の心理とは？
断られたら…と思って勇気が出ない
最近は世間でも男性の草食化が話題になっていますが、昔に比べてぐいぐいアプローチできない男性が増えているのは確かでしょう。
今の30代後半以降の男性(がっつり昭和生まれ)と20代前半以前の男性(がっつり平成生まれ)では、恋愛スタイルが全くと言っていいほど違うのです。(※もちろん個人差あります)
特に平成生まれの男性ははっきりとデートに誘うというよりも会話の流れで自然に会う方向に持っていったり、「どっか行こうよー笑」と冗談っぽく誘ったりする人が多い傾向にあります。
それも全て相手に断られることを恐れているから、また、万が一断られても自分の傷が浅くて済むようにという自分を守る気持ちからです。
社会において「最近の若者は怒られることに慣れていない」とか「メンタルが弱い」とはよく言われますが、小さい頃からインターネットというツールを通して周りの人と関係を構築してきたため、どうしても体当たりで人と付き合うという概念がないのです。
そのため、直球に誘うことができなかったり、相手の出方を伺ったりする男性が増えていると言えるでしょう。
「好意があるからやりとりは続いているけど、いざ誘うとなると勇気が出ない」というのがこのタイプの男性の心理です。
距離を縮めるために時間をかけている
男性でも女性でも、「まずはしっかりやりとりを重ねて相手を知りたい派」と「とりあえず会ってみて相性を確かめる派」の2パターンに分かれますよね。
やりとりを重ねて相手を知りたいという慎重派は、相手の情報や気持ち、行動などを連絡のやりとりを通じて少しずつ理解していき、その上で会って話してみたいなと思ったら誘うというスタンスです。
一方とりあえず会ってみて相性を確かめたい直感派は、まどろっこしいやりとりは負担になることさえあります。「話してみなきゃ分からない」「文章では分からないこともたくさんある」と考えるのです。
そんな慎重派と直感派では会うまでの時間に対する感覚が異なるのは当然のことと言えるでしょう。
もしかしたら彼は、やりとりを交わすことでもっとあなたのことを知りたいと思っている段階なのかもしれません。
やりとりには必ず返事をする律儀な性格
女性に比べて男性は、LINEやメールなどのツールを単なる連絡手段としてしか捉えていないというのはよく言われることです。
他愛もない話を延々とやりとりすることを好む女性に対し、男性同士で中身のないやりとりをずーっと続けるという人はあまりいないでしょう。
それでも、中には連絡がマメで他愛のない内容でも律儀に必ず返事をする男性というのも存在します。少数派ではあるかもしれませんが、女性的な感覚で常にやりとりすることを苦に思わない人もいるのです。
そういった男性は連絡がマメなので女性にとっては嬉しいですが、そのやりとりには必ずしも好意が伴う訳ではないというのが難点です。
女性も、相手が恋愛感情のない男性であろうが、連絡がきたら返すという人が多いのではないかと思います。それと同様で、「連絡がくるから返している」とか「会話が続いてるから切らない」とか「誰かと連絡を取り合っていたいから」という理由でやりとりを続ける男性もいるということです。
デートをしたり相手のことを知ることが目的なのではなく、ただやりとりを楽しんでいるというだけ、ということもあるため要注意です。
好意を感じる発言は皆無。あなたのことを知ろうとしているような内容はこない。一生誘ってこない。などという場合は、このパターンを疑った方がいいかもしれません。
アドバイス
連絡はくるのに誘ってこない男性に対して、「どういうつもりなの？」とモヤモヤする気持ちはとても分かります。
ただ、男性は女性が思うよりもナイーブで、傷付くことを恐れているのです。
彼とデートをしたいと思うのであれば、最初はあなたの方から「行ってみたいお店がある」「観たい映画がある」ときっかけを投げかけてみてはいかがでしょうか。
「男性に追わせるべき」「女性から好意を匂わせない方がいい」という人もいますが、そんな恋愛論はもう時代錯誤です。
女性から積極的に行っても問題はないし、最初のきっかけだけ作ってあとは彼に追わせることだって可能です。
連絡のやりとりだけでなかなか進展しないことにモヤモヤしているあなたは、ぜひ自分からお誘いLINEを送ってみてください！
