「あの子モテるよね」「さすがモテる女は違うね」「モテそう」など、いわゆるモテる女という位置づけの人はなにを基準にそう見なされるのでしょうか？
告白された回数？言い寄ってくる男性の数？付き合った人数？常に彼氏が途切れないかどうか？
「全然モテない…」「モテたい」と嘆いている女性のために、今回は「モテる女性の基準とは？」についてみていきましょう。
世間では告白回数や言い寄ってくる人の数で判断される
世間の認識としては、告白された回数や言い寄ってきた異性の数、つまり「どれだけの異性に好意を持たれたか？」がモテるかどうかの基準になっています。
モテる女は隙があり男性が「自分でもイケそう」と思える相手であるとはよく言われますが、そういった観点でいくとモテはいくらでもつくることができます。
単純に「モテたい」と思うのであれば、相手の目を見て話すとかよく笑うとかそんなことさえ意識していれば、デートに誘ってもらうことも告白してもらうことも難しいことではありません。
もちろん外見がよければそれだけでアドバンテージにはなりますが、特別に外見がよくなくてもモテる女性はたくさんいます。「自分でもイケそう」とさえ思わせれば、どんな女性でもモテることは簡単なことです。
北川景子バリの美人でクールな女性と、顔面偏差値が中の下くらいのよく笑う女性であれば、おそらく後者の方が大衆的にはモテるでしょう。前者に対しては「自分には無理だ」と多くの男性が最初から諦めてしまうからです。
つまり、外見の良し悪しに関係なく、常にニコニコしていたり優しく接したり、「いかに自分でもイケそうという希望を与えられる女になるか」を意識すれば、世間でいうモテる女になることができるのです。
世間のモテ基準は女性の本当の価値と比例しない！？
先ほど北川景子バリの美人でクールな女性と顔面偏差値が中の下くらいのよく笑う女性を比較して、「大衆的にモテるのは後者であろう」という表現をしました。
ある集団や世間の中で、人間は「自分に自信があるいわゆるイケている組」「普通の中間層」「人と接するのが苦手だったり容姿に気を遣わないイケてない組」に分類されます。学校やバイト、会社、どこに行ってもそういった枠はなんとなく存在したでしょう。
実際には、美人な女性に対して「いいな」と思う男性の数の方が多いはずです。しかし、自分に自信のある男性や当たって砕けろ精神の男性以外は「自分には無理だ」「相手にされるわけがない」と諦めてしまいます。
そうなると、中間層以下の大多数の男性たちは「自分でもイケそう」な美人ではないけどよく笑う女性を選びます。つまり言い寄られた数、告白された回数は、美人ではないけどよく笑う女性の方が多くなり、世間の基準ではこちらの女性の方がモテることになります。
ただ、言い寄るか言い寄らないかは別として、実際に多くの男性に「いいな」と思われるのは美人の女性の方です。
つまり、”素敵だと思われること”と”実際に言い寄られること”はイコールではないということです。
「自分はモテない…」「あんまりかわいくないあの子がなぜかモテている…」と必要以上に落ち込む必要はありません。
世間で認識されるモテの基準は、必ずしもその人の実際の価値には比例しないのですから。
誰かに本当に魅力的だと思われること
男性に告白された回数、言い寄られた人数などでその人の魅力は量ることができないとお伝えしました。
では、どんな女性がモテ女だと思うのか？
それは、「誰かに本当に魅力的だと思われる女性」です。
それがたった1人であろうが、同性であろうが関係ありません。「この人は唯一無二で本当に魅力的だ」と思われることができれば、それだけでとても価値のあることです。
多くの人が「たくさんの人に好かれたい、モテると思われたい」という欲求を抱いていますが、誰かに本当に魅力的だと思ってもらうことは実はそれ以上に難しいことです。
「モテる」ためには笑顔を見せる、愛嬌を振りまく、ボディタッチをする、外見を磨く、など自分の努力や言動次第でどうにでもなります。
しかし人間として魅力を感じてもらうというのは、もっと根本的な内面の問題であり、瞬間的に養われるものではありません。
自分に自信を持っている、世間に流されない、努力を惜しまない、常にポジティブである、など、人として尊敬できると思ってもらえる女性が真のモテ女だと思うのです。
アドバイス
何人に告白された、デートに誘われた、彼氏が途切れない。モテ指数はそういったことを基準にされがちですが、本当に素敵な女性は数や期間なんかにこだわりません。
告白されたらされたで嬉しいしありがたいけど、男性からの評価だけで自分の価値をはかることなんてしません。
人間ですから多くの人に好かれたいという願望を抱くのは当然のことです。
しかし、自分で自分の価値を高めることは、すなわち他者からの評価を高めることにも繋がります。
そのことを理解し、いわゆるモテ基準に振り回されずに芯を持って生きることができれば、その瞬間からあなたもモテ女です。
