3組に1組が離婚すると言われている現代の日本において、好きになった人や付き合っている人がバツイチ子持ちであるという状況も珍しくないでしょう。
子どもがいる場合は前の家族との関係が継続している人も多く、そのことで悩む女性も少なくないようです。
そこで今回は「バツイチ子持ち男性との付き合い方」についてみていきましょう。
婚姻歴は単なる歴史の一部
相手の男性に婚姻歴があると「前の奥さんとはどんな生活していたんだろう」とか「料理上手な人だったら比べられるかも」、「なぜ離婚に至ったのだろう?まだ未練あったりして…」などなど、以前の結婚生活について気になってしまいますよね。
「結婚生活を送っていた女性が過去にいた」という事実は、特に婚姻歴のない女性にとっては大きくのしかかってくることでしょう。
しかし過去は過去。彼はその結婚相手とは縁がなかったからこそ今フリーなのです。
学生生活や社会人生活など、今までの経歴を経てその人の人格が形成されているように、彼が今の彼になるためには過去の結婚生活も通るべき道だったということ。逆に言えばひとつの通過点に過ぎません。
「大学どこ行ってたの?」「部活何やってたの?」といった日常的な会話となんら変わりなく、「へー結婚してたんだー何年間?」と軽い気持ちで聞けるくらいの意識でいいのです。
過去は消せませんし、彼の中のその過去を消す必要もありません。あなたに出会うまでにそんな歴史もあったというだけのことです。
必要以上に考えすぎて現在の幸せを逃してしまわないようにしましょう。
子どもとは立つ土俵が違う
子どもがいる場合、今でも前の奥さんと連絡を取り合ったり、子どもに会ったりする人も少なくないでしょう。
「前の奥さんと連絡とるのが嫌」「もう子どもにも会わないでほしい」と考える女性も多く、そんな女性側の気持ちとバツイチ子持ち男性の状況に折り合いがつかずに結局上手くいかなかったという話もよく聞きます。
確かに、前の奥さんと頻繁に「おはよー今日も頑張ろう!」とか「今週遊びに行かない?」などと不必要な親しいやりとりをしていたら不安になるしやめてほしいと思う気持ちは分かります。
しかし、家族であった以上、子どもやお金に関してのことなど必要なやりとりというのも発生してくるでしょう。
結婚は今までの彼の人生における通過点であったとしても、子どもは大きな存在です。親になった責任もありますし、その責任は人として全うすべきものです。
逆にあなたは「子ども?あーいたけどねー」みたいな無責任な人と今後一緒にいたいと思うでしょうか?
子どもと交流を持つということは人としての責任であり、あなたへの愛情や今の状況は関係ありません。
どっちが上でどっちが下ということはありません。子どもと自分はそもそも立っている土俵が違うということを理解しましょう。
過去も受け止める覚悟を持つ
バツイチ子持ちの男性は、未婚の男性に比べたら経験していることも多いですし、時にはあなたより詳しいという場合もあるでしょう。
結婚式とか新婚旅行とか出産や子育てなど、もしかしたらあなたが経験したことがないことも経験済かもしれません。
そんな過去を「他の人と経験したんだ…」とネガティブに受け止めてしまうような女性はバツイチ子持ち男性との恋愛には向かないかもしれません。
「経験したことあるから色々頼りになる!ラッキー」くらいの気持ちでいた方がお互いに楽です。
最初はそう思えなかったとしても、バツイチ子持ち男性と恋愛をするのであれば、そういった考え方を持つ覚悟を決めましょう。
過去は過去。過去があってこその今の彼。その過去の経験がこれからの二人に役立つはず。
そんな風に彼の婚姻歴も子どもがいるという事実もポジティブに受け止める覚悟を決めれば、きっと幸せな恋愛ができるはずです。
アドバイス
女性の中には、「バツイチ子持ちは無理」という人もいます。
それは過去や、元奥さんや子どもとのつながりに嫉妬してしまうから。しかし、自分自身の考え方を少し変えれば不安や不満に思うことなく付き合っていくことが可能です。
何度も言いますが、過去は過去です。
ただ、過去であっても大事にすべきものも責任を全うすべきことはありますし、それによって彼の人生が構成されていることも事実です。
好きな人や彼氏の全てを受け止める覚悟で、気にする必要のないことに関しては寛大な気持ちを持つことで、あなた自身も彼も追い詰めることのない、ゆとりを持った付き合いができるはずです。
「今一緒にいるのは(もしくはこれから一緒にいるのは)自分なのだから、彼の一部である過去も丸ごと受け止めてやる!」くらいの余裕を持っていれば、あなたにとってバツイチ子持ちという事実はなんの支障にもならなくなるでしょう。