恋愛をするなかで「好きな人に彼女がいた」「彼女がいるのは分かってたけど好きになってしまった」ということも少なくないでしょう。
まわりの友人に「彼女持ちはやめた方がいい」と止められたり、彼女がいるなら無理だと諦めてしまったり、その恋を貫くことを諦める選択をする人が大多数です。
しかしその恋は本当に諦めるべきものなのでしょうか?奪うことも視野に入れてアタックしてもいいのでしょうか?
今回は「好きな人に彼女がいたらどうする?」についてみていきましょう。
「彼女がいる=彼女のもの」ではない
好きな人に彼女がいる場合「彼女がいる=彼女のもの=人のものに手を出してはいけない」という心理から諦める人が多いですが、そもそもこの考えは間違っています。
彼女がいるからといって彼は彼女のもの、というわけではありません。
お互いに好意があって付き合っているものの、それを一生約束したわけでもなければ、他の人と恋愛する権利がなくなったわけでもありません。
もちろん「付き合う=他の人に心変わりせず相手だけを見る」という前提をもって付き合っているでしょうが、だからといってあなたが好きな人を諦める理由にはなりません。
「自分のポリシーとして恋人がいる人と接近するのは許せない」とか「自分が彼女だったら嫌だから身を引く」とか、自分の中で諦める理由があって、納得できるのであれば潔く諦めましょう。
しかし、「まわりに止められるからやめた方がいいのかな」とか「彼女に申し訳ないかな」といった他人基準の考え方で諦めると、すっきりしないままその恋に終止符を打つことになります。
まわりの目や基準で諦めるのは、あなたにとって正しい選択とは言えません。
自分の中で諦める理由があるなら諦める。
諦められない理由があるなら貫く。
自分の気持ちに従って今後の道を決めていきましょう。
人の気持ちは変わるもの
付き合っている彼女に対しての愛情があればあるほど、その彼を振り向かせるのは困難なことです。
中には気持ちを伝えて「彼女が大切だから」「好きな人いるからごめん」などと断られた人もいるかもしれません。
しかし、人の気持ちは変わります。
あなたが好きな彼がどんなに彼女のことが好きと思っていても冷める可能性だって0じゃないですし、あなたに振り向くことはないと思っていても何かのきっかけで気持ちが動くこともあるでしょう。
現状は無理だとしてもこの先どうなるかなんて分かりません。
人の気持ちに絶対なんてないのです。
ただ、先が見えない中で自分の気持ちを貫くことはとても大変だし苦痛も伴います。
それでも彼を好きでいるという選択をしたのであれば、「未来に現状は関係ない」ということを忘れないようにしましょう。
今、彼に彼女がいたとしても、ラブラブだとしても、それは決してあなたに一生入る隙はないということではありません。
現状彼女がいるからといって諦めてしまうのは結論を急ぎすぎかもしれません。
略奪→因果応報!?
よく「人のものを奪うと自分も奪われる」とか「彼女がいながら他の人になびくような人なら自分も浮気されるよ」とか「略奪は自分の幸せしか考えていない人」などと言われますが、そういったアドバイスをしてくる人は、自分自身が不安だからです。
おそらく彼ら、彼女たちは、誰かが自分の恋人に言い寄ってきたら「人のものに手を出すなんて」とか「彼女がいるって分かってて近づくなんて」といったように言い寄った人を攻撃するでしょう。
しかし、恋人が他の人に惹かれてしまったのであれば、「付き合っている=自分のもの」と安心しきったおごりの心が原因です。
そのことに気付かず「言い寄ってくる人が悪い」「恋人がいるのに他の人に気持ちが動くなんて最低」と全て人のせいにするのです。
そもそも因果応報とは悪いことをしたら自分に悪いことが返ってくるということですが、恋人がいる人を好きになること、その人に振り向いてもらう努力をすることは悪いことでもなんでもありません。
人の気持ちは絶対ではないことを理解して、自分の行動に責任を持てば、「因果応報」といった事態にはならないでしょう。
アドバイス
好きな人に彼女がいる。
すっぱり諦めた方がつらい片想いをしなくて済みますし、諦められるのであれば諦めた方が全員にとって苦痛は少ないでしょう。
「好きだけど彼女がいるなら諦める」と自分の中で思えるのであれば、諦めて次の恋を探すことをおすすめします。
しかし、どうしても諦められない想いってあると思います。
好きな人に彼女がいても、絶対に無理と言われても、彼が彼女とらぶらぶでも、いつだって可能性はゼロではありません。
どうしても諦められない、自分の想いを貫くことに責任を持つ、という強い気持ちがあるのであれば諦めずに好きでい続けましょう。
まわりに反対されても、白い目で見られたとしても、誰かを傷つけたとしても、あなたと彼が結ばれるのが運命かもしれません。
逆にどんなに想いつづけても彼は彼女と死ぬまで一緒にいるかもしれません。
どんな結末であっても自分の想いを貫く覚悟を持てるのであれば、好きな人を好きでいることを諦める必要なんてないのです。
