「彼のことは好きだし別れる理由はないけど、結婚をしたいなら別れた方がいいのかな?」と悩んでいる女性は意外とたくさんいます。
多くの女性が結婚願望を抱いているのに対して、男性で結婚願望が強い人の割合はかなり低くなるからです。
結婚をしたい女性と結婚をしたいと思わない男性。
両者が幸せになる結論はどうしたら出せるのでしょうか?
そこで今回は「結婚願望のない彼氏とは別れたほうがいいのか?」というテーマについてみていきましょう。
あなたにとっての結婚の優先順位は?
あなたは絶対に結婚がしたいのか、それとも絶対に彼とずっと一緒にいたいのか、どちらでしょうか?
ほとんどの人が「絶対に今の彼氏とずっと一緒にいたいから結婚したい」と答えるでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?
今の彼氏とずっと一緒にいることが最終目標なのであれば、結婚にこだわる必要はありません。彼氏に結婚願望がなくたって、一緒にいれたら幸せだからそれでいいと思うはずです。
にもかかわらず、「彼氏に結婚願望がないから別れた方がいいのか?」という悩みを抱くのは、あなたにとって彼と一緒にいることよりも結婚が優先事項になっている証拠です。
まわりが結婚し始めたから。
親に結婚の話を聞かれるようになったから。
年齢的に考えた方がいいと思うから。
世間的に結婚していないと負け組と思われるから。
あの子が結婚できて私にできないはずはないから。
結婚が優先事項となっている理由は人それぞれでしょうが、彼氏に結婚願望がないことで別れを考えるということは、このようなまわりの目や自分の中の焦りが勝っている状況です。
それが悪いということではありません。
結婚というものをしたいのか、彼とずっとに一緒にいたいのか、究極どちらかを選択するとなったらあなたの気持ちはどちらに傾くのかを一度冷静に考えてみましょう。
子どもを産みたいかどうか
仮に彼氏と一緒にいられれば結婚という形にこだわる必要はないという結論になったとしても、絶対に子どもを産みたいという願望を持つ女性にとっては実質的なタイムリミットがあるでしょう。
世界のギネス記録では70代で出産した女性もいますが、一般的には閉経する前の40代~50代までしか産むことができないと考えておいた方がいいでしょう。
更に、産むことはできてもそこから育てることを考えると、30代のうちには産まなきゃと思う女性がほとんどのようです。
例えばあなたが今35歳だとして現在付き合っている彼氏に結婚願望がない場合、一緒に居続けることはできたとしても子どもを産むなら数年以内に結論を出さなければという計算になると思います。
あなたにとって子どもを産むことが絶対的希望なのであれば、悠長に「彼と一緒ならにいられるなら~」という気持ちにはならないはずです。
もちろん一概に「○歳までに」と言い切ることはできませんが、現実的に考えて年齢の制限という問題は生じてきます。
絶対に子どもを産むことは経験したいと思っているのであれば、どんなに彼氏のことが好きでも自分の中で年齢で区切りをつけて結論を出すことも必要になってくるでしょう。
人の気持ちは変わるもの
ネット上などで「付き合っている彼氏に結婚願望がない」という悩みを打ち明ける女性に対して、「彼は結婚願望がないのではなくあなたと結婚する気がないだけ」「男性は本気の女性に対しては結婚を申し込むはず」などという回答をしている人を多くみかけます。
その考えが100%間違っているとは言いませんが、基本的に男性で結婚に対して憧れやイメージを膨らませている人は少ないため、その考え方が100%正しいとも思いません。
「まわりの友人が結婚し始めたからそろそろ」とか「甥っ子、姪っ子がかわいいから自分も子どもほしい」とか、男性が結婚を意識するときというのはそんな理由がほとんどです。
別にあなただから結婚願望がないというわけではありません。
彼にとって今は結婚を意識するタイミングではないだけです。
ですから、今現在彼氏に結婚願望がなかったとしても、いつ彼がその気になるかはわかりません。
人の気持ちなんて簡単に、しかも瞬間的に変わるものです。
あなたの中で結婚よりも彼と一緒にいることの優先順位が勝ったのであれば、気長に彼の気持ちが変わるのを待つのもいいでしょう。
あるいは、子どもと接する場面を設けてみるとか、散歩中に結婚式場に立ち寄って行ってみるとか、少しづつ彼の頭の中に「結婚」を意識させる場面を増やしていくのも有効です。
アドバイス
結婚適齢期になると彼氏に結婚願望がないことで悩む女性は一気に増えます。
まわりの結婚とか世間の目によって焦ってしまう気持ちは分かりますが、好きな人とずっと一緒にいることと結婚は必ずしもイコールではありません。
「あなたの人生設計のなかでプライオリティは何なのか?」を明確にすることで、おのずと答えは見えてくるでしょう。
どちらを選んだから正しい、幸せということはありません。
どちらを選んだとしても、あなたが選んだ道が正解です。
