恋愛心理

恋愛をつらいと感じる3つの原因とは?解消するための考え方は?

好きな人がいる。お互いに大切に想っている相手がいる。

人を好きになったり、好きと想いあえる相手がいることが幸せなことのはずですが、そう楽しい気持ちばかりではいられないのが恋愛です。

好きであれば好きであるほど、不安になったりネガティブになってしまったりするもの。

では、人生に喜びをもたらすはずの恋愛をつらいと感じてしまうのはなぜなのでしょうか?

今回は「恋愛をつらいと感じる3つの原因」についてみていきましょう。

全面的に相手に期待をしている

特に女性は、恋愛において相手に期待しがちです。

「好きならこうしてくれるはず」「付き合ってたら誕生日は祝ってくれるもの」「想ってくれているなら忙しくても連絡をくれる」などと相手の行動や考えに期待をして、その通りにならないとがっかりし、期待した通りに動いてくれることで愛情を感じるのです。

これは幸せの基準を相手の行動に委ねており、言うなれば自分の幸せを他人任せにしているということです

そもそも恋愛は一人ではなく二人でするものですよね?

そして恋愛において感じる幸せは、人から得るものではなく自分で感じるものです。

しかし、相手の行動次第で幸せが左右されるというのは、ひとりよがりの恋愛になってしまっている証拠です。

「彼はこんなに尽くしてくれる。私って愛されている。」「常に連絡してくれるから想ってくれているんだ。」「こんなに奮発してくれるなんて私のために頑張ってくれている。」と、相手がいかに自分のために時間やお金、労力を使ってくれるかで幸せを量る方法が必ずしも間違いであるとは言いませんが、このようなものさしを持っていると幸せバロメーターは崩壊しやすいです。

「幸せにしてもらう」のではなく、「幸せになる」という意識を持たなければ、いつまでも幸せな恋愛を続けることはできません。

相手に期待してしまいがちな人は、「相手がこうしてくれたら嬉しい、幸せ」という考え方から「好きな人がいる、好きな人と一緒にいられる。その時間と奇跡こそが幸せ」という風に、幸せの基準を相手から自分にシフトすることを意識してみてください。

自分を守るためのネガティブ思考癖がついている

人は、自分が傷つくことを避けるために、常に最悪のパターンを想定する傾向にあります。

「もしかしたら他に好きに好きな人ができちゃうかも」「彼に振り向いてもらうのは無理かも」「きっと女の子らしい子が好きに決まってる」「今はラブラブでも時間が経ったら冷めちゃうのかな」など、最悪のパターンを想像することによって、いざ本当にそうなった時に受けるダメージを少なくしようとしているのです。

これは自己防衛本能の一種であり、「幸せなのに不安」という感情はこういった頭の片隅にあるネガティブ妄想からくるものです。

ネガティブな考えを一切なくすというのはなかなか難しいことです。

大切で失いたくないからこそ未来が不安になってしまうというのはごく普通の感情であり、誰もが持つ気持ちでしょう。

しかし、意識的に自分の考え方を変えていくことが必要です。

「こうなったらどうしよう」から「こうなるかもしれないけど、ならないかもしれない。」へ、そして最終的には「大丈夫。そうなることはない。」もしくは「なったらなったで仕方ない」と思えるように徐々に思考をトレーニングしていきましょう。

「思考が現実になる」とはよく言ったもので、ネガティブに考えていると、マイナスなオーラが本当にその結果を引き寄せてしまいます。

実際には起こっていないのに、考えていたからそうなってしまったなんてことになったら悔やんでも悔やみきれませんよね。

ネガティブ予防線を張って自分を守るよりも、小さな幸せをたくさん集めて幸せバリアを身にまとう方法に変えていきましょう。

自分の中で決めきれていない

人生は選択の連続です。

しかし、ただ選択するだけでは道は定まりません。寄り道したり道を間違えたり、時には道が途絶えてしまいます。

「この道にしよう」と思って歩き始めたものの、「あれ?道が分かれてる。どっちにいこう。」とか「本当にこの道でいいのかな」と迷いが生じてきます。

しかし、「私は絶対にこの道をいくんだ」と最初から決めて歩くことで迷子や回り道のリスクを減らすことができます。

これは恋愛においても同じことです。

「この人にしよう」と思って一緒に歩き始めたのと、「何があってもこの人と一緒に歩く」と決めたのとでは、道中でトラブルが起きた時に決別する可能性は後者の方が圧倒的に低くなります。

例えばあなたが、「彼の気持ちが分からなくてつらい」と悩んでいるとします。

彼の言動から気持ちが読み取れず、「彼は本当に私のことが好きなのか?」「彼は私のことを考えてくれているのか?」と不安になり、彼の気持ちを探ってみたい衝動に駆られます。

しかし、もしあなたが自分の中で「私は何があっても彼を好きでいる。ずっと一緒にいる。」と覚悟を決めていたとしたら、「いまいち彼の気持ちが分からないけど、でも私は彼と一緒にいる。まぁ彼も色々思うこともあるでしょう、人間だもの。」とどーんと構えていられるようになるでしょう。

まずは、自分が覚悟を決めることです。

自分の中の意志がしっかりしていないと、風に吹かれてふらふらしてしまいます。ちょっとの不安で、コテンと転んでしまうのです。

彼を好きでいること。彼とずっと一緒にいること。自分は幸せでいるんだと決めること。

今の恋愛において、自分が幸せになる覚悟を決めましょう。

アドバイス

好き。幸せ。⇔不安。疲れる。

一見、正反対のように思われる感情ですが、これらは共存します。むしろ、好きで幸せだからこそ不安になって疲れてしまうのです。

しかし、自分の考え方を変えるだけで、不安な気持ちや恋愛への疲れは解消することができます。

考え方を変えるというのはそう簡単なことではありません。

しかし、いくら考えても未来はなるようにしかならないのです。

ネガティブで不安になろうが、幸せな面だけ切り取ろうが、待ち受ける未来は一緒です。

なんならネガティブに考えることで不幸な未来を引き寄せる可能性もあります。

それであれば、今の幸せを思いっきり噛みしめる生き方の方が何倍も素敵な過ごし方だと思いませんか?

好きな人がいること。好きと言ってくれる人がいること。それってすごく幸せなことです。

その幸せを自分の不安で壊してしまうことのないように、「自分はずっと幸せでいるんだ」と決め、信じ抜く。それが恋愛をつらいと感じないための極意です。

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