恋愛心理

男性恐怖症の症状とは?チェックリストで男性恐怖症セルフチェック!

「男性が苦手」「男性がこわい」と感じる女性は一定数存在しますが、単純に男性が苦手なのか、それとも男性恐怖症なのかは自分でも分かっていないというケースが多いです。

重度の男性恐怖症であれば場合によっては治療が必要な場合もありますし、男性側が「この子ウブなんだなー」と呑気にとらえて近づいてきて結果嫌な思いをした、ということもあるかもしれません。

自分が男性恐怖症なのかを知ることは、今後の自分を守ることに繋がります。

そこで今回は男性恐怖症の症状や克服方法などについて詳しくみていきましょう。

「私もしかして男性恐怖症かも?」と感じている方は、症状チェックリストでセルフチェックを行ってみてください。

男性恐怖症の症状とは?

男性恐怖症とは対人恐怖症のひとつで、対象が男性であるというものです。

男性が苦手な人は男性を前にして緊張したり、普段通りの自分が出せなかったりしますが、男性恐怖症の場合は文字通り男性に対して”恐怖”を感じます。

以下に具体的な症状を挙げましたので、当てはまるものがあるか?何個当てはまるか?をチェックしてみてください。

・男性に対して不安、恐怖を感じる

・男性が近くにいたり触れられると嫌悪感を抱く

・男性が近くにくると足がすくんだり手が震える

・男性と話そうとすると過呼吸になる

・男性を意識すると赤面し、汗が出る

・男性と二人きりの空間にいられない

何個以上当てはまったら男性恐怖症という明確な基準はありませんが、基本的に2個以上YESであれば男性恐怖症である可能性が高いと言えるでしょう。

男性恐怖症であることは周囲に打ち明けた方がいい?

男性恐怖症の女性は、男性と同じ空間にいたり話したりすることが困難なため、なにも知らない男性側からすると「なんで避けるんだろう?」「嫌われてるのかな?」と誤解されることもあります。

また、同性である女性からも「あの態度は失礼だよ」「もっと明るく接したら?」などと批判の声を受けることも。

「なにも事情を知らないのに…」という辛い思いをしないためにも、まわりの人に男性恐怖症であることは打ち明けた方がいいのでしょうか?

確かに男性恐怖症であることを打ち明けることで変な誤解をされることはなくなりますが、逆に好奇の目で見られるという可能性もあります。

実際に「あの人男性恐怖症らしいよ」と噂されたり、逆に男性側から避けられたりしたという経験を持つ女性も少なくありません。

打ち明けることにも打ち明けないことにもそれぞれメリット・デメリットがあるのです。

最終的に決断をするのは本人ですが、数々の男性恐怖症の女性の声を聞いて思うのは、身近な信頼できる人だけに打ち明けるのがいいという結論です。

接する人全てがあなたが男性恐怖症であることを知っていれば楽な面がある反面、やりづらい面も必ず生じてきます。逆に誰も知らない状態だと、一人で抱え込まなければいけないことが多くなってしまいます。

信頼できる身近な人であれば相談もできるし、一緒にいるときは上手く立ち回ってくれるはずです。

「この人なら大丈夫そう」「きっと力になってくれる」と思える人が近くにいる場合は、まずはその人に打ち明けてみるといいかもしれません。

男性恐怖症を克服するためには?

男性恐怖症になるきっかけは、以下のような原因が大半です。

・父親からの虐待
・同級生の男子からのからかいやいじめ
・性犯罪被害
・男性上司からのパワハラやセクハラ
・交際相手からの暴言や暴力

ほとんどの女性がこのような出来事がトラウマとなって男性恐怖症を発症します。

まずは、「自分はなぜ男性恐怖症になったのか?」の原因をきちんと把握することが重要です。

過去のつらい出来事を思い出すことはトラウマを抱えている人にとってはなによりもつらいことです。しかし、その過程を乗り越えてこそ男性恐怖症を克服する糸口が見えてきます。

「私はあの出来事がきっかけでトラウマを覚え、男性に対してこういう印象を抱いている」と自分の中のトラウマの原因と感情をきちんと理解しましょう。

今現在男性に対して抱えている自分を感情が理解できれば、そう考えないように思考を少しずつ修正していくことができます。

もちろん簡単なことではありませんし、何度も心が折れそうになるかもしれません。時間もかかるでしょう。

ただ、そうやって自分自身を理解してあげて思考の修正を続けていくことで、少しずつ考え方を変えることができます。

トラウマの原因を探り、男性に対する感情を理解し、少しずつ自分で違う方向に考える努力をしていく。男性恐怖症を克服するということは、その小さな一歩の積み重ねなのです。

また、「どうしても一人では乗り越えられない」という場合は、カウンセリングやセラピーを受けるのも効果的です。

カウンセラー相手だからこそ話せることもあるでしょうし、重症な場合は抗不安剤を処方してもらえることもあります。

一人でも、まわりの人とでも、カウンセラーとでも、焦らずゆっくりと前に進んでいきましょう。

アドバイス

男性恐怖症というのは、見ただけでは分からないものであり、馴染みのない人にとってはなかなか理解するまでに時間がかかることもあるかもしれません。

恐怖や不安、つらい気持ちを一人で抱え込まなければいけないときもあるかもしれません。

しかし、たとえ少しずつだとしても必ず理解してくれる人は現れるし、恐怖症を克服することもできます。

実際に男性恐怖症の状態から克服した人、彼氏ができた人、結婚した女性も多くいます。

自分を恐怖から救ってあげられるのは、最終的には自分しかいません。

男性恐怖症は克服できるものだということを知り、少しずつ状況の改善に取り組んでみましょう。あなたなら大丈夫です。

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