付き合っていれば彼氏と喧嘩のひとつやふたつすることもあるでしょう。
すぐに仲直りができればいいですが、時にはどうしても彼氏への怒りが収まらないこともあると思います。
ネットで「彼氏 怒り 収まらない」と検索すると「音楽を聴きましょう」「深呼吸しましょう」などという記事が出てきますが、そんなことで怒りが収まれば誰も苦労しません。
そこで今回は「彼氏への怒りが収まらないときの対処法とは?」についてみていきましょう。
彼と距離を置く
まずは相手と距離を置くことです。
喧嘩をすると女性は相手と話し合うことで解決を図ろうとしますが、一方で男性は時間を空けることを好みます。
話してすっきりしたい女性と一人で冷静になりたい男性とでは、そもそもの問題の解決方法が異なるのです。
そのため、喧嘩のときの話し合いは、女性が重要性を感じているほど有効な解決策にはなっていません。
「早く解決しないと手遅れになるかも」「思ったことは全て言い合いたい」と焦る気持ちは分かりますが、ぐっとこらえて静かに距離をとりましょう。
イライラしたまま話しても、感情のまま相手に怒りをぶつけるだけになってしまいます。
怒りをぶつけることは一見すっきりしそうな行為ですが、冷静に話せない状態では結局お互いにモヤモヤした気持ちを抱え続けることになります。
「とにかく気持ちを伝えたい」「相手の真意を知りたい」「なぜそんなことをしたの?」という話したいこと、聞きたいことは一旦自分の中で処理をしましょう。
そして彼に連絡しない、彼からの連絡をとらない、一人だけの時間を確保します。
イライラしている理由を明確に把握する
一人で冷静になる時間ができたら、自分の中の怒りを分析します。
なぜ怒っているのか?彼のどんな対応が気に入らなかったのか?彼にされたどんな行動が嫌だったのか?どうして欲しかったのか?なにを知りたいのか?なにを伝えたいのか?
全てを冷静にひとつひとつ把握していきます。
喧嘩となったきっかけ、どう感じたか、どうして欲しかったのか、順を追って紙に書き出してみると客観的に見つめかえすことができます。
例えばあなたが彼とデートの約束をしていたのに待ち合わせ時間になっても連絡がこなかったことで喧嘩になったとしましょう。
その場合は次のようにひとつひとつ書き出してみます。
○なぜ喧嘩になった?
→デートの約束をしていたのに連絡なくすっぽかされた
○どうしてほしかった?
→事前に連絡をしてほしかった
○彼はどうしてしなかった?
→バタバタしていて連絡できなかった
○彼の言い分に対する考えは?
→約束してたんだから忙しさに関係なく連絡すべき。
○そうされないことでどう感じたか?
→大切にされていないと感じた
このように改めて状況や自分の気持ちを書いてみると、なぜ自分が怒りを感じているのかをきちんと理解することができます。
この場合の女性は、相手から連絡がこなかったことでも、デートがすっぽかされたことでもなく、「相手の男性に大切にされていないと感じたこと」に怒っているわけです。
そのことが理解できると、相手に対して「なんで連絡しないわけ?」「バタバタしてたって断りの連絡くらい入れるのが普通でしょ!」というような責める言い方ではなく、「約束していたのに連絡もないとすごくないがしろにされた感じがしてショックだった」と自分の感情をきちんと相手に伝えることができます。
なぜ自分がこんなも怒っているのか?その根本にある気持ちを自分で気付いてあげましょう。
喧嘩の内容を思い返さない
「私はこんなことにムカついていたんだ」「こう感じたから悲しかったんだ」ということが理解できても、その瞬間に怒りから解放されるわけではありません。
怒りを忘れるためには気が紛れるようなことであったり時間が必要となります。
自分の奥底にある怒りを理解するために状況を振り返ることは大切ですが、自分の気持ちが自分で理解できたらもう喧嘩のことは思い出さないことです。
喧嘩のときに言われた台詞や相手にされた行動は冷静になったときに思い返してもムカつくものです。感情に任せて相手を傷つけるために言っていたりやっていることですから無理もないでしょう。
しかし、喧嘩を思い出してイライラする時間は無駄でしかありません。もう過ぎてしまったことだし、イライラしたところでその時間はなにも生み出さないからです。
カップルであろうが夫婦であろうが元は他人同士ですから、分かり合えないことや腹が立つことはあって当たり前。
過去の喧嘩を思い出してイライラするよりも、さっぱり忘れて自分の時間を過ごした方が100倍自分のためになります。
彼と仲直りできたら仲直りできたでいいし、できなければ他の人との幸せが待っていると信じて次の恋へ向かうくらいの気持ちでいましょう!
アドバイス
怒りをコントロールするのはなかなか難しいもの。
好きだからこそ、相手に期待したり、相手に好かれたいと思ったりするものです。
しかし、怒りは負の感情以外なにも生みません。
自分の気持ち・相手の気持ち・今の状況・これからどうしていきたいかなどを、怒りをなくしたフィルターで見てみることが大切です。
最後に、私がとっても勉強になったと感じたブログの記事を共有します。
これを読んで「なるほど。そうだよなぁ。」と思ったことがたくさんありましたので、みなさんも是非読んでみてください!
