一般的に長男長女のイメージといえば、「しっかり者」「甘え下手」「面倒見がいい」といったものが多いでしょう。
しかし実は、特に長男の男性は甘えん坊が多いのです。
実際に付き合ってみて「え!イメージと違う!」「こんなに甘えん坊なんだ…」などとギャップに戸惑う女性も少なくありません。
そこで今回は「長男彼氏が甘えん坊な理由と特徴や付き合い方とは?」についてみていきましょう。
長男彼氏の特徴とは?
素直じゃない
長男である彼は親に可愛がられて育ってきたはずです。
しかし弟や妹が生まれてお兄ちゃんになると、今まで独り占めしていた愛情が兄弟にも分散されるようになります。
100%自分へ向けられていた注意や愛情が他の人にも向くことへの寂しさ・嫉妬・我慢という感情は子どもながらに心に残り、大人になっても素直に自分の感情を表現できないという人も少なくありません。
ちなみに上にお姉ちゃんがいる末っ子長男の場合は逆で、親にもお姉ちゃんにも可愛がられ自分から求めなくても与えられてきたことが多いため、自ら素直に発したり求めることが苦手という人が多いです。
面倒見がよい
世間のイメージ通り、長男の男性は面倒見がいい人が多いです。
弟や妹がいると必然的に面倒を見る場面も多かったでしょうし、やはりどこかで面倒見の良さというのは身に染みついているようです。
ただし末っ子長男は少し異なります。彼らは自分が親兄弟に可愛がられてきた方なので、面倒見の良さはあまり期待できません。
自分を出すのが苦手
親に「お兄ちゃんなんだから」と言われ我慢してきた経験や、強いお姉ちゃんに虐げられてきた経験などから、自分を出すのが苦手というのも長男彼氏に多く見られる特徴です。
子どもの頃から「自分が我慢すればいい」と思考する癖がついていると、大人になってからもなかなか自分を出すということに難しさを感じます。
しかしそれゆえに彼女とか本当に気を許した相手には存分に自分を出す傾向にあり、「付き合う前はそんな感じしなかったのに付き合ってみたらすごく甘えん坊だった…!」ということになるのです。
甘えん坊
そして最後は今回のテーマである甘えん坊。
長男彼氏は世間で思われているよりも甘えん坊な人が多いのです。
長男である男性が甘えん坊な理由は次の章で詳しく説明します。
長男彼氏が甘えん坊な理由は?
同じ長男であっても、あなたの彼氏に弟や妹がいる場合と、一人っ子や末っ子長男である場合では甘えん坊である理由は大きく変わってきます。
それぞれの理由を見ていきましょう。
弟や妹がいる長男の場合
親にとって最初の子である彼は、一人っ子であるうちは愛情を独り占めしていたはずです。そんな風に愛情を一身に受け育てられた長男が甘えん坊に育つのはなんの不思議もないでしょう。
しかし下に弟や妹が生まれると自分がしっかりしなくてはいけない場面や我慢が必要な場面がどうしても発生します。
甘えん坊であるものの弟や妹ができて”お兄ちゃん”という立場になった彼は、どこかで甘えん坊モードを封印して我慢してきたのでしょう。
そのため、彼女である女性には全力で本来の甘えん坊気質をさらけ出すという人が多いのです。
一人っ子や末っ子長男の場合
一人っ子の場合は親の愛情をずっと独り占めして育ってきます。また、末っ子の場合も最初の男の子であること、また、お姉ちゃんは面倒見がいい人が多いことから親にも姉にも可愛がられるケースが多いです。
そのため、みんなから可愛がられて育ってきた男性は「まわりが自分のためにやってくれる環境」が当たり前になりがちです。
大切にされわがままも聞いてもらえることが多かった一人っ子・末っ子長男が甘えん坊であることは当然と言えるでしょう。
一人っ子や末っ子長男に”長男気質”を求めるのは難しいかもしれません。
長男彼氏との付き合い方とは?
では、長男である彼氏とうまく付き合っていくためにはどうしたらいいのでしょうか?
長男彼氏との上手な付き合い方の秘訣についてみていきましょう。
思いっきり頼る
多くの男性は相手に頼られることに喜びを覚えますが、特に長男はその傾向が強いと言えるでしょう。
自分が相手のためになにかをすることに存在意義を感じ、必要とされていると実感します。
そのため、長男彼氏に対しては思う存分頼りましょう。
ただし、真夜中に「今すぐ会いに来て」と無理な注文をしたり、なんでもかんでも相手にやってもらう、というのは違います。それは頼るのではなく押し付けているだけ。
彼が得意なことは教えてもらうとか、好意でやってくれようとしたことは素直にお願いするなど、相手の男性を喜ばせる頼り方をどんどん実践していきましょう。
愛情表現をきちんとする
長男彼氏は素直じゃなかったり自分を出すのが苦手な人が多いため、女性側から積極席に愛情表現をすることをおすすめします。
彼女からの愛情表現が少ないと、「本当に俺のこと好きなのかな?」と不安に思ってしまうのです。
もちろんこれは長男の男性に限ったことではありませんが、特に長男の男性はその不安を表に出さずに自分の中でため込んでしまうことも多いため、大きな前兆もなかったのにいきなり関係がギクシャクしてしまうという事態もあり得ます。
そのため、普段から相手に自分の気持ちを伝えていくことが重要です。
相手を責めない
「自分が我慢すればいい」という思考癖がついている長男男性は、女性に責められるととりあえず謝って解決しようとする傾向にあります。
女性側としては謝ってくれたという事実に満足しますが、彼の中にはどんどん疲労が蓄積されていきます。
そしていつかその疲れにうんざりして静かに去っていくということもよくあることです。
一方、一人っ子・末っ子長男は責められることに慣れていないため、女性に責められると気持ちがすーっと冷めてしまうという人も。
どちらにしても長男彼氏に対して”責める”というのは避けるべき行為ですので、注意しましょう。
アドバイス
兄弟の話題になったときに長男・長女であるという話をすると、「しっかりしてそうだもんね」「だから面倒見いいんだ」など”長男・長女イメージ”を押し付けられたことのある人は少なくないでしょう。
しかし実際は長男・長女であるほど根っこは甘えん坊であることが多いのです。
付き合ってから彼の甘えん坊な一面を知って「思ってたのと違う…」「甘えん坊とか引く…」と幻滅してしまう女性もいますが、どんな面も全て彼の一部。
最初はびっくりしたとしても、甘えん坊な一面も含めて愛してあげましょう。
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