気になる人や彼氏と喧嘩してしまって「終わりかも」「もうやっていけないかも」と思っていたのに向こうから何事もなかったかのように普通に連絡がきた、という経験をしたことはありませんか?
そんな彼の態度に「どういうつもり?」「え、あの喧嘩はなんだったの?」と余計に怒りを覚えるという女性も少なくありません。
このようなすれ違いが生まれるのは、男女間において喧嘩に対するスタンス・認識が全く異なるからです。
そこで今回は「喧嘩のあと何事もなかったかのように連絡してくる男性の心理とは?」についてみていきましょう。
不毛な時間を早く終わらせたい
男性にとって喧嘩は百害あって一利なし。
基本的に男性は合理主義で無駄なことを嫌う人が大半です。
喧嘩をしている時間、相手にイライラしている時間、モヤモヤしながら連絡を絶っている時間。男性にとってはその全ての時間が不毛であり、無駄なのです。
「深刻な問題なのに無駄とはなに!」という女性の怒りの声が聞こえてきそうですが、そういう性質だから仕方ありません。
とにかく早く喧嘩を終わらせたいため、何事もなかったかのように連絡を取って早期解決を図ろうとしているのです。
「先に謝る=相手のことが好き」という解釈をする女性も多いですが、気持ちの大きさに関係なく、とにかく早く終わらせたいという一心であるというのが男性の本音です。
喧嘩を深刻に捉えていない
女性にとっては別れまで考えた喧嘩でも、男性側はそこまで深刻にとらえていないという可能性も考えられます。
元々の性質上、ひとつの出来事をいつまでも引きずりがちな女性に比べて男性は一晩経てば忘れている人が多数です。
そのため、喧嘩をしている最中は「むかつく」「もう無理」と思っていたとしても、時間を置いて冷静になるとその感情が薄れていたり忘れていたりするものです。
簡単に言うと、喧嘩をしたときの男女の感情は
女性:喧嘩→むかつく→時間置く→思い出してまたむかつく→もやもやもや…の繰り返し
男性:喧嘩→むかつく→時間置く→忘れる
という風になっています。
喧嘩の時の感情や言われた言葉を思い出していつまでも怒りを覚え続けるのは、自分で自分を傷つけているのと同じこと。
「なんで何事もなかったかのように接してくるの!?」「本当に悪いと思ってる!?」と怒りを増幅させ続けるのではなく、自ら気持ちを立て直す方向に持っていくことができると相手も自分も苦しむことがなくなるでしょう。
「意見をぶつける=仲が深まる」意識はない
「お互いの気持ちを言い合いたい」「きちんと話し合いたい」など、多くの女性は話し合うことで仲が深まる意識を持っていますが、男性にはあまりこの感覚はありません。
もちろん思ったことは言わなければ伝わりませんし、自分の考えや気持ちを言葉にして相手に伝えることは必要なことです。
しかし、「どうしてこうなったか?」「どうしたらいいと思うか?」「どう感じているか?」などの議論は男性にとっては苦手分野。
真剣な話を避けたり、喧嘩になると無視したりする男性が多いのはこのためです。
https://around-30-life.com/couple/2160/
「なぁなぁな感じで仲直りしたくない」「納得するまで話し合いたい」という自分の意地と希望を押し通すのではなく、自然と仲直りできるのは素敵なことであるという意識を持ってみると、少し穏やかな気持ちで向き合うことができるはずです。
言いたいことを我慢するというわけではなく、「話し合いという名目でこの喧嘩を長引かせる必要が本当にあるのか?」という観点で考えてみるといいでしょう。
アドバイス
カップルに喧嘩はつきものですが、する必要のない喧嘩、長引かせる必要のない喧嘩が非常に多いと感じます。
連絡が遅い。返事をくれなかった。誕生日を祝ってくれない。約束を忘れた。などなど、そんな取るに足らないことで喧嘩をしてお互いに嫌な思いをしている時間というのは無駄以外の何物でもありません。
せっかくお互いを好きになって一緒にいられるわけですから、「まぁ別にいっか」という余裕を持って喧嘩をしない、あるいは長引かせないことを意識してみましょう。
相手の男性から何事もなかったかのように連絡がきたのであれば、あなたも何事もなかったかのように返事をしてみればいいだけのこと。
必要以上に意地になったり考えすぎたりするのはやめましょう。
相手のことが好きで一緒にいたいのであれば、もっと広い視野でふたりの関係を見つめてみることが大切です。
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