失恋は何度経験しても慣れることはないし、つらいものですよね。
自分にとって大切な恋であるほど、その恋が終わった時の悲しみ、つらさ、切なさは計り知れません。
「もう一生恋なんてできないのでは」「この先彼と一緒にいた時間以上に幸せを感じられることなんてないのではないか」と未来を悲観的に見てしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「つらい失恋から立ち直るための方法」についてみていきましょう。
とことん悲しみに浸ること
多くの人は失恋をすると「早く立ち直らなきゃ」「忘れなきゃ」と考えます。
しかし、自分にとって大切な恋はそんな簡単には乗り換えられませんし忘れられるはずがありません。
まず、忘れようと努力するのをやめましょう。
あなたは、大切な恋をひとつ失ったのです。
悲しいのもつらいのも当たり前です。
存分に悲しんでいいんです。
立ち直るまでに数か月かかろうが、数年かかろうが、なんなら数十年かかろうが、全くもっておかしなことではありません。
悲しみから立ち直る期間は人それぞれです。
「立ち直らなきゃ」「次へ進まなきゃ」「いつまでも悲しんでいてはいけない」と自分自身にムチを打つ必要はありません。
悲しい時は悲しめばいい。
「私は悲しいんだ」と受け入れ、悲しみが癒えるまでとことん自分自身に付き合ってあげましょう。
失恋ソングを聴く。彼との写真を見返す。二人の思い出を振り返る。
そんなことをしたらますますつらくなるのではないかと思いがちですが、一度思いっきり悲しみに浸ることは立ち直るためには必要なステップです。
過去を否定しないこと
恋が終わると、「時間の無駄だった」「出会わなければよかった」「時間を返してほしい」と言う人も少なくありません。
失恋をして悲しんだり落ち込んだりする時間は必要ですが、自分自身の過去を否定することはやめましょう。
どんなに最悪の終わり方であったとしても、どんなに傷ついたとしても、彼と出会ったこと、彼を好きになったことはあなたが選んだ道です。
過去の選択を悔やむことは、自分自身の人生の一部を否定すること。
終わったばかりのときは「こんなに傷つくなら経験しなければよかった」と思ってしまいがちですが、その時間も含めてあなたの人生です。
「こうすればよかった」と後悔しても時間は戻りませんし、「あの時こうしていれば何か違ったかな」と妄想しても現状を変えることはできません。
過去を否定し続ける限り、悲しみや苦しみから逃れることはできません。
その恋を経験したことも、失恋して得た苦しみも、あなたの人生を形成する大切な要素なのです。
この先の幸せを信じること
恋が終わったときは、この世の終わりなのではないかと思うくらいつらいし、これから先に幸せが待っているなんていう気持ちには到底なれませんよね。
でも、大丈夫です。幸せは絶対に待っています。
相手が誰であるかとか、タイミングがいつであるかを予測することができませんが、いつか必ず自分は幸せになると信じる気持ちが重要です。
彼以外との人との幸せなんて考えたくない、考えられないと思う気持ちは分かります。
それならば「いつか彼とまた戻って幸せになる」という考えでも構いません。
とにかく自分自身の未来が幸せであることを確信してください。
あなた自身が不安に思っていたり絶望を感じていては、未来も「幸せな未来を用意してるけどこのまま絶望の方ががいいの…?」と戸惑ってしまいます。
悲しみのどん底であっても、希望が見いだせない状況だったとしても、涙が止まらなくても、「私にはいつか誰かと幸せになる未来が待っている」という気持ちだけはなくさないでください。
アドバイス
この世の終わりかと思うほどの絶望感を感じることもある、失恋。
人は様々な経験を経て成長していきますが、恋愛に関してはそう簡単に割り切れるものではないですよね。
でも、後退しているように思えても、失恋は決してあなたを過去に引きずり込もうとしているわけではありません。
あなた自身がその失恋を経て悲しみを乗り越えた先には幸せな未来しか待っていませんし、その恋に費やした時間は決して無駄なものでもマイナスでもありません。
失恋したばかりでポジティブに考えるのは難しいかもしれませんが、とことん落ち込みつつも未来への希望は決して忘れないでください。
幸せは、諦めさえしなければ必ず訪れるものです。
どれくらいの期間で立ち直らなければいけないとか、何年もは引きずりすぎとか、そういった決まりはありません。
もうこれ以上落ちれない!というくらい悲しみのどん底まで落ちきったら、あとはゆっくり浮上するだけです。
落ちている間も上がってくるときも、気持ちは沈んでいても目線だけは常に上を見ること。
それを忘れなければ、あなたは必ずどんなにつらい失恋からでも立ち直ることができるはずです。
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