最近喧嘩ばっかりしている…。恋が上手くいかない…。1人の方が楽かも…。
恋愛をしていると楽しい半面、疲れることもたくさんありますよね。
元々は他人である2人が関係を築いていくのですから、全てが思い通りに行かないのは当たり前のことです。
とはいうものの、自分の中で疲れしか感じなくなった時は要注意です。
その恋は、本当にあなたにとっていい恋なのかを一度冷静に考える必要があるでしょう。
そこで今回は、「恋愛に疲れた時に見つめなおしたい3つのこと」についてみていきましょう。
相手を自分の思い通りにしようとしていませんか?
基本的に、疲れるのは自分の思った通りに事が運ばないからです。
自分が理想とする形や思い描いていた図から離れると、「こんなはずじゃなかったのに」とか「どうしてこうなっちゃうんだろう」などと落ち込んでしまいます。
しかし、人生は自分の思い通りにいかないことの方が多いものです。
仕事、お金、運動…他のことでは思い通りにいかなくても努力しようとか仕方ないと思えることでも、こと恋愛になるとなぜか割り切れない女性が多いのです。
それは、相手を思い通りにしたいと思っているから。そして、恋愛の相手ならそうしてくれるものと思っているからです。
「好きならこうするはず」「好意があればここでこんな返事はしないはず」など、自分の思う型に相手の反応や態度がはまらないと、途端に不安になったり不満を感じたりするのです。
しかし相手はあなたとは違う一人の人間です。
考え方もこれまでの環境も恋愛観も、全てが全く同じということがありえませんし、そもそも一緒である必要もありません。
自分の理想を相手の理想として押し付けることはやめましょう。
自分とは考え方が違うと感じるシーンがあったら、「そうか彼はこうするんだ」とか「そういう風に考えるんだ」とむしろ学ぶ姿勢を持つことで、ストレスを減らすことができます。
「自分の望むようにしてほしい」というのは愛ではなく単なる要求です。
二人の人間が一緒にいるということは、お互いが歩み寄り、お互いが与え合うものであるということを忘れないようにしましょう。
相手に期待をしすぎていませんか?
女性は相手に期待をしてしまう生き物です。
「誕生日はなにをくれるんだろう」「本当に想ってくれてたらこれくらいしてくれるよね」「誘ってくれたってことは好意があるんだよね」など、ついつい勝手に期待を膨らませがちです。
相手に過度な期待をするから喧嘩になったり不満を感じたりするのです。
しかし、恋愛において相手に期待することは自分の首をしめることになります。
相手に期待しないということは相手に何も求めないというのとは違います。
最低限守ってほしいマナーとか礼儀といったものを求めるのは当たり前のことです。
ここでいう期待とは「好きならこうするはず」といった自分の中での決めつけです。
「好きならこうして当たり前」という基準で相手に期待をしてしまうと、その通りにならないたびに自分で自分を疲れさせているようなものです。
一般的に男性は察することが苦手とされています。
あなたの想いを察してその通りにするなんて不可能です。
日ごろから「こうしてほしい」と口酸っぱく言っていれば彼はその通りにしてくれるかもしれませんが、それは彼の意思というよりもあなたがそうさせているだけになってしまいます。
相手に一方的に期待をすることは、自分も相手も疲れさせてしまう行動であり、お互いにとってメリットがありません。
自分の中で大きくなってしまった相手への期待を、思い切って一度全て手放してみましょう。
相手に振り回されすぎていませんか?
これまでは自分基準で考えすぎてしまっていることからくる疲れについて述べてきましたが、最後は相手基準になりすぎて疲れてしまうパターンです。
「彼のことが好きだから」「喜んでもらいたい」「嫌われたくない」と思う気持ちはよく分かりますが、全てが彼基準になってしまうとあなたが疲れてしまいます。
彼があなたの思い通りにはならないのと同様に、あなたも彼の思い通りにはなれませんし、なる必要もありません。
お互いの意思を尊重してこそ対等な恋愛は成立します。
そして、対等でなければ必ずどちらかが疲れてしまいます。
彼の意思通りに動かないと嫌われてしまうような関係はそもそも恋愛として成立していません。
「それでもいい」「彼が喜ぶのならなんでもいい」と本心から思っているのであればそれはそれで幸せなのでしょうが、もし疲れを感じているのであればそれはあなたにとっていい恋愛とは言えません。
彼にとってあなた自身が必要とされているのか、それとも思い通りに動いてくれるあなたみたいな存在が必要なのか、を一度冷静に考えてみた方がいいでしょう。
アドバイス
恋愛は全てが幸せなことばかりではありません。
二人の異なる人間が関係を築いていくうえで、衝突があるのもすれ違いがあるのも当然のことです。
しかし、疲れしか感じなくなってしまったのなら、一度冷静に関係を見つめなおす必要があります。
どちらか一方が無理を感じていては、いい関係とは言えないでしょう。
壁にぶちあたっても、一緒に乗り越えていけるのがいい恋愛です。
自分の都合ばかり押し付けていないか?相手の都合に合わせすぎてしまっていないか?
今疲れを感じているからその恋愛は終わりということではありません。自分の意識次第で軌道修正することはいくらでも可能です。
お互いがお互いに気を配り、相手の存在によって自分に自信を持てるような関係が理想的ですね!
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