「本当に縁がある相手ならまた出会える」「関係が切れる相手とは縁がなかったということ」というのはよく言われることですが、一体”縁がある相手”とはどのような人なのでしょうか?
破局と復縁を繰り返している彼?付き合うわけではないけど何年も連絡が続いているあの人?別れたのに離れられない元彼?
一言で”縁がある”と言ってもその見極めは難しいものです。
腐れ縁やお互いの依存心で離れられない相手を縁があると勘違いしてしまうことも少なくありません。
そこで今回は「本当に縁がある人とは切れないもの?執着や腐れ縁との違いとは?」についてみていきましょう。
縁がある相手と腐れ縁や執着との違いとは?
腐れ縁や執着によって繋がっている相手を”縁がある”と考える人は多いですが、これは完全に間違いです。
腐れ縁は「離れようとしても断ち切れない好ましくない関係」というネガティブな存在であり、相手への依存心や執着から生じるものです。
確かに、縁のある相手とは離れてもまたくっつきますし、出会いと別れを何度も繰り返すこともあります。しかし、それは依存心や執着が引き起こすものとは全くの別物なのです。
「価値観が違って別れたけどやっぱり寂しい…」「こんなに好いてくれる人は他にいないかも」など、一人の寂しさや思い出の美しさを基準にすると判断を誤ることがあります。
腐れ縁と縁がある相手の見分け方はなかなか難しいですが、要はあなたや相手の意図に関係なく引き寄せられるのが縁のある相手であり、腐れ縁は自らの意思でくっついたり離れたりを繰り返す関係であると言えるでしょう。
本当に縁がある相手とは忘れても巡り合う
縁がある相手との間に起こることには自分たちの意思は関係ないという話をしましたが、逆に言うと縁のある相手との繋がりを自らの意思で切ることもできません。
どんなに深い結びつきがあったとしても、一度縁を切って繋がりがなくなるのであれば、それは結局縁がなかったということ。
縁がある相手とは、距離ができようが、期間が空こうが、どんなにひどい離れ方をしようが、見えないところでずっと繋がっています。
そのため、仮に他の人と一緒にいる時間で相手のことを忘れていたとしても、どこかでまた引き寄せられたりするものなのです。それが数年後なのか、数十年後なのか、はたまた来世なのかは私たちには知り得ないところですが、必ずまた巡り合うようにできています。
ですから、「この人は縁がある相手なのだろうか?」「ここで離れたらもう二度と会えないのではないか?」などと考えすぎずに、迷ったときには一度手放してみるのもひとつです。
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縁のある相手なのかどうしても分からない場合は?
「彼が運命の人なのか分からない…」「手放してもう会えなかったら嫌だ…」など、自分の直感や決断に自信を持てないこともあるでしょう。
それほどまでに縁がある相手と腐れ縁との見極めは当事者であっても難しいものです。
どうしても自分のなかで答えが出ないときは、占いに助けを求めるのもひとつの方法です。
人と人との繋がりはスピリチュアルな面も大きいため、占いで自分には見えない糸を辿ってもらうのも有効な手段であると言えるでしょう。
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アドバイス
「縁がある」「縁がない」と言えばそうなるものではなく、縁のありなしは自分や人が定義できるものではありません。
ですから「何度別れても復縁するってことは縁があるんだ!」とか「フラれてしまったから縁がないんだ…」と一喜一憂する必要も意味もないのです。
縁というのは自分や相手の意思に関係なく結ばれたり切れたりするもの。
自分の運命と幸せを信じてブレることなく過ごしていれば、あなたにとっての縁が自然と見えてくることでしょう。