「彼氏と同棲したい」という願望を持つ女性は多いですが、世間では”同棲すると結婚できない”説がまことしやかに囁かれています。
好きな人とずっと一緒にいたいという純粋な気持ちから始めた同棲が結婚を遠ざけることになっていたら…と考えるとおそろしいですよね。
果たして同棲すると結婚できないというのは本当なのでしょうか?そしてその理由は何なのでしょうか?
そこで今回は「結婚に繋げるための同棲の秘訣とは?」についてみていきましょう。
「同棲=結婚」という意識は捨てる
女性は”同棲したからには”と考える傾向にあります。
「同棲したからには将来のことも考えているはず」「同棲したからには本気なはず」と、同棲の先にある将来に目を向けるのです。
しかし残念ながら男性はそこまで深く考えていない人が大半です。「家賃も折半できるし、彼女と毎日会えるし、手料理も食べられるし」くらいの感覚です。
元々女性は結婚するまで実家暮らしという人も多いですが、男性は20代後半ともなるとほとんどの人が一人暮らしをしており、家を出ることに対してのハードルや覚悟が異なることも大きく関係しているでしょう。
そのため、同棲に必要以上の意味を見い出すのは禁物です。
同棲はあくまで一緒に住むというだけのこと。
朝起きたら隣に好きな人がいる。夜一緒に寝られる。毎日顔を見ることができる。生活パターンを知ることができる。新たな一面を発見できる。そのためのものです。
まずは同棲と結婚を結び付ける思考は取り除きましょう。その必要以上の期待と重みが、結婚を遠ざける理由になります。
同棲をするのであれば”一緒に暮らす”という事実だけに目を向けて決断すべきですし、一緒に住んでいたとしても結婚へのステップだと思わないこと。これが結婚に繋げる同棲にするための必須条件です。
相手に対して気を抜きすぎない
一緒に暮らすということはお互いの生活や習性をさらけ出すということ。
最初のうちは緊張感や恥じらいを持っていても、慣れとともに気が抜けるのは普通のことでしょう。
自宅という最もリラックスできる場所で常に気を張っているのは疲れますし、そうする必要もありません。
ただ、慣れすぎて必要以上に気を抜いてしまうのは厳禁です。
お風呂上りに裸で歩く、トイレのドアを開けっ放しでする、おならをする、ボリボリ体を掻く、目の前で脱毛するなど、「いやさすがにそんなことしないよ」と思うようなことでもやるようになってしまうのが人間の慣れの怖いところ。
そういった言動から徐々に女性として見てもらえなくなり、実際に同棲カップルでセックスレスに悩んでいるという人は少なくありません。
彼の前ではすっぴんにならないとか、常に彼より後に寝て先に起きるとか、部屋の中でもばっちりキメるなどという必要はありませんが、最低限の緊張感は不可欠です。
”素を見せること”と”相手に配慮をしなくなること”は全くの別物であることを認識し、女性として見てもらう努力をし続けるようにしましょう。
あらかじめ同棲の期限を決めておく
そして同棲から結婚に繋げるために最も重要なポイントと言っても過言ではないのが、”期限を設ける”ということです。
最初に述べた通り、多くの通り男性には「同棲=結婚」の思考があまりないため、一緒に住もうとなったらただただ一緒に住むだけです。
しかし最初に期限を設けることで、「この同棲は結婚に向けた段階のひとつである」という認識を植え付けることができます。
彼もそう思うかは別ですが、少なくともあなたはそう思っているという意思表示にはなります。
そもそも同棲すると結婚できないと言われるのは、男性が同棲で満足してしまうから。
家に帰れば好きな彼女がいて、休日も一緒に過ごせて、手料理も食べられて、場合によっては家事も全部やってもらえて。同棲している時点で幸せを感じるため、結婚の必要性をあまり感じなくなります。
元々男性は女性に比べて結婚願望が弱いため、同棲することによって結婚欲も満たされてしまうのです。
ちょっと言い方は悪いですが、期限を設けることで相手の男性にも先のことを考えさせる強制力を持たせることができますので、「1年だけ」とか「いついつまで」と終わりを決めるといいでしょう。
アドバイス
「同棲するから結婚が遠のく」という認識は間違っています。
同棲に対する意識の持ち方が間違っているから、結婚へと繋がらなくなるのです。
同棲はあくまで同棲であり、それ以上でも以下でもありません。過度な期待や意味を見い出すと上手くいかなくなってしまいます。
結局はいかに相手の男性に「この人がいなくなったら困る」「ずっと一緒にいたい」と思わせることができるかどうか。
そのためには、期限を設けた同棲期間のなかで適度な緊張感を持って、相手に癒しとときめきを与え続けることです。
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