社会に出れば嫌なことも理不尽なこともたくさんありますし、仕事をしているなかで納得いかなかったり、へこんだりすることも多くあるでしょう。
そんな時多くの人は、他の人に不満を話すことでストレスを発散します。
ただ、会うたびに仕事の愚痴を聞かされていてはだんだん聞いている方が病んできてしまいますよね。
彼のためにも聞いてあげたいけど、愚痴ばかりでそろそろうんざり…という状況に苦しんでいる女性も少なくありません。
そこで今回は「仕事の愚痴ばかり言ってくる彼氏への対処法」についてみていきましょう。
相手を正そうとしない
愚痴を聞いていてイライラしてくるのは「じゃあこうしたらいいのに」「それなら辞めればいいのに」「そんな甘いことを…」などと相手を正したくなってくるからです。
とある本で、「女性は教育委員会になりたがる」というフレーズを目にしたことがありますが、まさにそれです。
相手に教えてあげよう、訂正してあげよう、なんとかしてあげなきゃ、という心理から、「こうした方がいい」「それはこうじゃない?」とついつい口を挟みがちです。
しかし女性はアドバイスのつもりで口にしたその言葉たちが、男性にとってはダメ出しと受け取られてしまうことも多く、そうなると男性側としては余計にフラストレーションが溜まってしまいます。
仕事の愚痴をこぼす男性たちは、決してアドバイスを求めている訳ではありません。
話を聞いていて改善策や解決策を思いついたとしても、必ずしもそれを相手に伝えることがベストな選択というわけではないということです。
毎回愚痴を聞かされたら「じゃあ改善するように努力すればいいじゃん」と思うのは普通のことですし、その正論をついつい相手にぶつけたくなりますが、そこは教育委員会になるのをぐっとこらえましょう。
男性は認められることを求めている
アドバイスを求めていないのであれば、彼は何のために愚痴を言ってくるのか?
ただ、あなたに聞いてほしいからです。
「自分はこれだけ頑張っている」「こんなに耐えている」ということを知ってほしいからです。
そしてそのうえで、「すごいね」「頑張ってるね」と認めてほしいのです。
男性は、相手に認められることで自分の価値を認識します。
普段耐えていること、会社や上司の理不尽さ、労働環境の悪さ、など不満に思う原因に対しての自分の忍耐力や頑張りを認めてもらうことで満足できるのです。
仮に話半分で聞いていたとしても、最後に「○○くんはそんな大変な状況なのにすごいね」「そんなに頑張れるなんてかっこいいね」と一言伝えるだけで彼の気持ちもスッと軽くなることでしょう。
必要なのは愚痴の内容に対してどう対応すべきかを考えるのではなく、相手の頑張りを認めることだけです。
もしかしたら延々と愚痴を言い続けていた彼も、自分を認められることでピタッと止まるかもしれません。
気分転換のきっかけを与える
話を聞くことも大事ですが、彼の気分を変えてあげるのもひとつです。
外に連れ出してみたり、料理を作ってあげたり、マッサージをしてあげたり、一緒にゲームをしたり。
人それぞれ気分転換になる行動は異なりますが、1番近くで彼を見ているあなただからこそ癒せる手段というのはたくさんあると思います。
話を聞いて彼を認めてあげることはストレスを受け止める有効な手段ですが、愚痴を聞く側のあなたにストレスが溜まってしまっては元も子もありません。
「もう愚痴を聞くのは疲れた」「今日は愚痴を聞く気分ではない」というときは、あなた自身も楽しめるようなストレス解消方法を提案してみましょう。
特に、運動をすると脳の血流がよくなり、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えると言われているため、体を動かすのはおすすめです。
お散歩、泳ぐ、走る、登山、サーフィンなどなど、ふたりで一緒に楽しむことができるような趣味をみつけてみるといいかもしれません。
アドバイス
愚痴を全くこぼさないとストレスを溜めこむことになってしまいますし、かと言って愚痴ばかりこぼしていては聞く側まで疲れてしまいます。
愚痴を言わないと乗り切れない彼の気持ちや状況も尊重しつつ、あなた自身の負担にならないように上手く力を抜きながら対応していきましょう。
彼の愚痴に対して改善策や解決法を提案しないこと。
話を聞き終わったら彼の頑張りを認めてあげること。
あなた自身も楽しめるストレス解消法を一緒に実行すること。
この3つのポイントを抑えて、彼もあなたもストレスのないように付き合っていきましょう!
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