「別れた恋人と復縁するためには冷却期間を置くことが重要」というのはよく言われますよね。
でもその間に彼に新しい彼女ができてしまったら?彼に忘れられてしまったら?と不安になってしまう人は少ないでしょう。
「一刻も早く彼との関係を修復したいのに、距離なんか置いたら余計離れちゃう!」と焦る気持ちはよく分かります。
そこで今回は「復縁に冷却期間は必要?どれくらい置けばいいの?」についてみていきましょう。
お互いが冷静に考える時間が必要
一度別れという結果を迎えたということは、何か二人の間で離れた方がいいと感じることがあったのでしょう。
彼の気持ちが変わったのか、あなたの気持ちが変わったのか、一緒にいる意味が分からなくなってしまったのか、なんとなく離れてしまったのか、少なくともどちらか一方あるいは両者が離れるという選択をしたからそうなったわけです。
別れを選択した側も、別れを突き付けられた側も、一旦自分の中で状況を整理する時間が必要です。
そういった理由から、復縁には冷却時間が必要と言われているのです。
別れというのは何回目でも相手が誰であってもつらいものです。
受け入れるまでに多くの時間が必要となることもありますし、心が受け入れることを拒否する場合もあります。
しかしやみくもに拒否していても現状が変わることはありません。
なぜ別れることになったのか?なにが原因だったのか?本当に別れることは正しい選択だったのか?復縁するためにはどうしたらいいのか?を冷静に自分の中で分析し答えを出さなければ復縁は難しいでしょう。
自分にも相手にも落ち着いて考える時間を与えるために、復縁に冷却時間は必要と言えます。
まずは別れに至るまでの自分と相手の気持ちの経緯。
別れたことで感じる気持ち。
これからどうしていきたいのか。
そのためにどうする必要があるのか。
を一から振り返って紙に書きだしてみましょう。
冷却期間はどれくらい置くべきなのか?
では、冷却期間はどれくらい必要なのでしょうか?
これは別れの原因や現在の気持ちによって変わってきます。
例えば喧嘩してお互いがカッとなって別れたのであれば、分析することもあまりありません。
お互いその時の感情に流されての選択であるため、数日長くても数週間でどちらからか仲直りを持ちかけることがほとんどでしょう。
しかし、大きな喧嘩で本当に一生の別れに繋がりそうなのであれば、原因から今後の改善点までゆっくりと考える必要があります。
「早く仲直りしないともう修復できなくなってしまうのでは」と焦る女性は多いですが、急いで戻ったところでまた同じことの繰り返しになる可能性が大です。
また、自分や相手の気持ちが変わって別れとなった場合にはより長くの冷却期間が必要です。
付き合っている相手と別れを選択するというのは基本的にはつらいことですし、覚悟があって決めたことでしょう。
そんな中で相手からすぐに復縁の打診があっては、うんざりしたり余計に気持ちが離れてしまうことがほとんどです。
別れた直後は悲しくて何も手につかないし「早くこの悲しみから抜け出したい!相手と戻りたい!」という気持ちでいっぱいになるとは思いますが、そんな時こそ冷静に分析する時間が必要です。
どれくらい時間を置くのが正解、という答えはありません。
同様に、時間を置きすぎてしまうと戻れないということも決してありません。
別れを受け入れ、原因を分析し、どうしたいのか、そのためにどうするのかをきちんと考え、これからの方向性が見えたら冷却期間は完了と考えましょう。
寂しさと好きを勘違いしないこと
たとえ自分で選択をした別れだったとしても、ひとりになると寂しさを感じるものです。
全く寂しさを感じないのであれば、その別れはあなたにとって間違いのない選択であり、そもそも復縁など微塵も考えないでしょう。
しかし相手に対して想いが残っている場合は、寂しさだったり後悔を感じます。
注意すべきなのは、この寂しさと好きな気持ちを勘違いしない、ということ。
「一度別れた相手と復縁してもうまくいかない」と言われるのは、寂しさを好きと勘違いして戻る人が多いからです。
今まで一緒にいた人がいなくなって寂しくなるのは当たり前のことです。
しかし、それは必ずしも好きだから感じる感情ではありません。
ひとりになった寂しさを、相手への気持ちであると勘違いしているのです。
ひとりになったことへの寂しさは新しい恋で埋めることができ、いつか失恋の痛みから立ち直ることができるのは、他の誰でも埋めることのできない傷ではなかったからです。
そもそも、絶対に他の人では埋められないという相手に出会うのはそう容易なことではありません。その証拠に、多くの人は失恋をしてもまた新たな恋をして立ち直ります。
必ずしも立ち直れないから本物の愛ということではありませんが、お互いに強い想いと縁があるのであれば最終的にはまた一緒になるはずなのです。
別れた時の寂しさが相手への想いであるかどうかは他の人との恋愛を経たり、年数が経ってから分かるものです。
別れた時の感情で結論を出すことは避けるべき。結局また別れが待っているだけです。
きちんと別れの理由を分析し、距離を置いて冷静になったうえで、本当にお互いにとって相手が必要なのか?を判断するようにしましょう。
アドバイス
ひとつの恋が終わりを告げると、胸が張り裂けそうな気持ちになりますよね。
彼との思い出がある歌や場所でひとつひとつの感情が蘇って、普通に生活しているだけでもつらいものです。
しかし、別れは終わりではありません。
人の気持ちに絶対はありませんし、気持ちは変わるものです。
今は絶望的状況に思えたとしても、必ず光は見えます。
そのためにも焦らずに期間を置いて、じっくりと状況と解決策を考えましょう。
別れのつらさ故、寂しさと相手への気持ちを勘違いするのは誰にでもあることですし、見極めが難しいものです。しかしきちんと見極めるためにも復縁には時間を置くことが必要です。
他に恋人が出来ようが、別れてから何年経とうが、音信不通になろうが、お互いにとってお互いが復縁すべき相手なのであればしかるべき時にまた縁は繋がります。
彼が自分にとって絶対この人!と感じる人なのであれば、焦ることなくじっくりと復縁に向けて進んでいきましょう。
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