付き合っている彼氏に浮気をされた。
これほど傷つき悲しいことはありませんよね。
「浮気をされたこと自体は腹が立つし悲しいけど彼のことは好き…」という場合、彼の浮気を許すべきかきっぱり別れるべきか悩んでしまう女性もいるでしょう。
そこで今回は「彼氏に浮気されたら許す?別れる?浮気をされたらどうしたらいい?」についてみていきましょう。
浮気される側にも原因はある
カップルでも夫婦でも、浮気はした方が悪いに決まっています。
お互いだけを見るという約束事で結ばれたふたりの関係を裏切ったのは浮気をした彼であり、非は全面的に浮気をした方にあります。
しかし、浮気をされた側にも必ず原因はあります。
その原因というのはあなたの言動といった目に見えるものかもしれないし、単純にふたりの相性の問題かもしれません。
長年一緒にいて恋愛感情が薄れていたとしても、相手のことを心から尊敬して大切に想っていれば浮気に走ることはありません。つまり、浮気に走らせた要因があなた側にも存在しているのです。
たとえどんなに彼を想っていても、尽くしていても、努力していても、相手との歯車がかみ合わなければ意味がありません。
好きな気持ちが重すぎたのかもしれないし、あなたの態度が冷たくなったと感じていたのかもしれないし、ただ他の人を好きな気持ちに負けたのかもしれないし、浮気をした理由は様々でしょうが、あなたという存在が彼にとって浮気心を抑制するほどの大きさになっていなかったということなのです。
浮気をされた傷口に塩を塗るような容赦ない言い方になってしまいましたが、浮気をしたのは彼。悪いのも彼。でも浮気をした原因はあなたにもある。という点を理解しておかなければ、今後どう対応すべきかを冷静に判断することができません。
復讐は時間と感情の無駄遣い
「浮気をされたら復讐をする」という女性も少なくありませんが、復讐は感情と時間の無駄遣いであり自分をみじめな女にするだけなのでやめた方がいいでしょう。
相手の心変わりを許せない気持ちは分かります。
しかし、カップル・夫婦間の浮気において浮気した側を一方的に悪者に仕立て上げていては根本的な問題はなにも解決しません。ただただ相手を責めたてても、浮気された原因は見えてきません。
「浮気するなんて最低!」「償って!」「相手の女も許せない!」「絶対痛い目見せてやる!」と相手や浮気相手への怒りに任せて行動した方がおそらく楽でしょう。
でもそれではなにも変わりません。余計に彼の気持ちが離れ、自分がかわいそうな女になり、ふたりの絆も崩れていく一方です。
復讐をする暇があるのであれば、「彼がなぜ浮気をしたのか?」を冷静に聞いたり考える方が100倍建設的です。
仮に彼と別れる結果になったとしても、ここで冷静に自分のなかで考えたことは必ず次の恋愛で活かすことができます。
彼の浮気を許した方がいいのか別れた方がいいのかの結論を出すには、分析の過程が必要不可欠となります。
怒りの感情に支配されるのではなく、怒りを一旦横に置いておいて「なぜ彼を浮気に走らせてしまったのか?」を考えてみましょう。
ただし、このときに自分を責める必要は全くありません。
あなたにも原因はありますが、あなたのせいではありません。悪いのはあくまで100%彼。
自分を責めるのではなく、事実を客観的に見ることが大切です。
自分で自分を幸せに導いてあげる
最終的に彼を許すか別れるかの判断を下すのはあなたの気持ちです。
「なぜ彼が浮気したのか?」を考えてみて、もしかしたらあなたも反省することがあったかもしれません。逆にやっぱり自分に悪いところはなくて全面的に彼にしか原因はないと思うかもしれません。
浮気をされてどこまで客観的に事実を見られるかは人の性格や考え方、キャパシティ、ふたりの関係や状況によっても異なります。
そのため、一概に「こちらが正解」という結論はありません。
彼を許してもいいし、許さなくてもいい。
あなたが、自分がより幸せになると思う方に決めればいいのです。
彼と離れることが最大の悲しみなのであれば、浮気を許してふたりで乗り越える選択をすればいい。浮気をされた傷は癒えないし許せないと思うのであれば、別れればいい。
浮気によって一度はどん底に突き落とされたとしても、そこから自分を這い上がらせることができるのは自分しかいないのです。
今すぐに自分が幸せになる方向が見えなかったとしても、気持ちに従えば自ずと答えは出てくるはずです。
アドバイス
浮気を許すと決めたのであれば今後一切彼を責めるべきではありません。
心から許す覚悟ができないのであれば、別れを選択するべきでしょう。
「なんで浮気された私がそこまで我慢しなくちゃいけないの!?」と思うかもしれませんが、それは関係修復の選択をしたのは他でもないあなただからです。
彼が浮気した原因を知り、それでもやり直したいと決めたのであればふたりで幸せになる未来へまっすぐ進むだけ。逆に別れると決めたのであれば、次の恋愛に前向きな気持ちで進むだけです。
どちらを選択しても、負の感情を引きずることなく自分自身を幸せに導いてあげましょう。
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