恋愛心理

恋愛相談は無意味!他人のアドバイスが参考にならない理由とは?

本日の記事は”恋愛アドバイザー”としてブログを発信している私にとって、下手をしたら読者の方を失ってしまいかねない内容です。

しかし、多くの人の相談を聞いてきたからこそ伝えたいのです。

結局、他人に恋愛相談をしても無意味だということを…。

もちろん相談が全て無意味というわけではありません。相談したことによって前向きになれたり、勇気がもらえたりすればそれは有益な相談であったと言えるでしょう。

しかし他人の意見によって、落ち込んだり、自分の意思に反して結果を変えたりするのは、あなたにとっていい選択であるとは言えません。

そして、恋愛相談によって後者のパターンになっている人があまりにも多いと感じるのです。

そこで今回は「他人に恋愛相談をしても無意味な理由」についてみていきたいと思います。

相談された側は自分の経験や価値観で回答する

恋愛相談をするということは、なにかしらのアドバイスや指標を求めているということです。

しかし他人に相談して得られるアドバイスは、あくまでその人の経験や価値観に基づいたものでしかありません。

恋愛経験豊富な人に相談したとしても、その人が経験してきた恋愛と今現在あなたが経験している恋愛は全くの別物。

ひとつの参考にはなるかもしれませんが、相談した人の経験があなたの恋愛に活きるとは限らないという観点でいえば無意味です。

例えば、あなたが遊び人の男性に恋をして、恋愛経験豊富な女友達に「遊び人を好きになってしまった」と相談したとしましょう。

そしてその友人から「今までチャラい人とも付き合ってきたけど最終的にはやっぱり女癖は治らないからやめたほうがいい」とか「友達でもチャラ男に泣かされたこんなエピソードがある」などと助言されたとします。

そこであなたは「やっぱりやめた方がいいのかな…」「遊ばれるかも…」と不安に思ってその人を諦めるという選択をするかもしれません。

でも遊び人と上手くいかなかったのも、女癖は治らないと思っているのも、あくまでその友人であってあなたもそうなるとは限りません。

「まわりから反対される恋愛は上手くいかない」「親が反対する相手は絶対にやめた方がいいい」というのはよく言われることですが、そうは思いません。

もちろん、まわりの助言に耳を傾ける視野の広さは必要です。

友人や親の助言を全部無視して自分の直感だけを信じろ、ということではなく、まわりの意見はその人の考えとしてきちんと受け止めつつも、その意見に自分の意思決定を委ねることはしないということです。

人生・恋愛において「一般論=正解」ではない

「浮気をする人は繰り返す」「お金持ちは遊び人」「どんなに忙しくても好きなら連絡くらいする」「○歳を過ぎて独身は問題あり」などなど、いつの間にか世間で一般論となっている恋愛における定説というのは数えきれません。

そしてその一般論に、私たちも無意識的に大きく影響されています。

特に日本人はまわりとの調和や人の目を気にする国民性であるため、余計に「一般論から外れないように」という意識が強いのです。

確かにこういった定義は、統計をとった結果そのような傾向が多かったということはあるでしょう。お金がない人よりもある人の方が遊びやすいですし、浮気をしたことがある人とない人とでは浮気に対するハードルも異なりますし、癖がある人の方が結婚しない確率が高いのも事実です。

一般論が間違っているとは言いません。ただ、一般論は決して正解ではありません。

みんなが正解と信じていることが正解というわけではないのです。

かの有名なマリリン・モンローの名言で次のような言葉があります。

たとえ百人の専門家が、「あなたには才能がない」と言ったとしても、その人たち全員が間違っているかもしれないじゃないですか。

これは恋愛についての言葉ではありませんが、真意は同じことです。

まわりが正しいということが正解ではないし、正解は自分自身で見つけていくものなのです。

自分を幸せにできるのは自分だけ

「こういう男性を選ぶと幸せになれる」「こういう男性と一緒にいると苦労する」など、一緒にいる男性によって幸せ度数が変わるという考え方は、”自分の幸せを相手に委ねている”とも言えます。

もちろん自分にとって理想の男性と一緒にいた方が幸せを感じる瞬間は多いでしょう。

しかし、相手の男性に苦労をかけられたり傷つけられたりしたとしても、それもあなたが幸せになるためには必要なステップであったかもしれません。

結局、二人の関係から何を学び、何を得るかは自分次第。

まわりからは不幸に見えるシチュエーションであっても、自分自身が幸せと感じられればそれでいいし、また逆もしかりです。

あなたの幸せはあなたにしか分からないし、あなたを幸せの位置まで持って行けるのもあなたに他ならないのです。

おわりに

なぜ今回この記事を書こうと思ったかというと、恋愛で何かを決めるときに他人の意見を決定打にする人が多すぎるからです。

最近では”恋愛アドバイザー”や”恋愛コラムニスト”を仕事としている人も増え、「恋愛における定型」のようなものが形成されていると感じずにはいられません。

記事内でも述べた通り、「まわりの意見を聞かずに自分の直感だけに従え!」「まわりのアドバイスなんて聞いても無意味!」と言いたいわけではありません。

第三者の意見を聞くことで自分の中で気付けることもあるし、前向きになれることもあります。

しかし、他人の意見を主として自分の未来を決めてほしくないのです。

先が見えなくなったり、不安を感じたりしたときは、まわりの人に頼ることで救われることもあるでしょう。このブログにご相談メールを頂くのも大大大歓迎です!

ただ、最終的にあなたの人生や恋愛において幸せのベクトルを決めるのはあなた以外にいません。

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