付き合っては別れてを繰り返すカップル、あなたのまわりにもいませんか?あるいはあなた本人がそうかもしれません。
別れたけどよりを戻してまた別れてやっぱりまた戻って…周囲からも「また?」と言われたり最終的には別れても「どうせ戻るでしょ」と言われたり。
そういった関係を繰り返すカップルは少なくありませんが、「一回別れたならうまくいかない」「何度も別れるなら結局は縁がないということ」と復縁を繰り返すことに対して世の中では否定的な意見は多いものです。
そこで今回は「別れを繰り返すカップルは結局うまくいかないのか?それとも運命?」についてみていきましょう。
結局戻るのは縁があるから
別れを選んでも何度も関係が戻るというのは、二人には縁があるということです。
その縁がお互いにとっていいのか悪いのかは別として、離れられない何かがあるのです。
居心地のよさなのか、体の相性なのか、気が合うのか、相手でなければダメな理由があるから結局戻るということでしょう。
「一度別れたら復縁してもうまくいかない」「何度も別れるなんてやっぱり縁がないということ」という意見は一見正しいようにも思えますが、本当に相手に興味がなければ復縁を繰り返すことはありません。
また、復縁してもうまくいかないかどうかは本人たち次第であり、一概に結論づけられるものではありません。
別れても復縁を繰り返しているうちは、相手とは離れられない自分であるということ。
そこで、なぜ相手と離れられないのか?復縁を繰り返すのか?まずはその理由を探ることが重要です。
寂しさや依存での復縁はうまくいかない
短期間で別れと復縁を繰り返すカップルは、お互いに依存している傾向にあります。
別れたと思ったら一週間後に復縁していたとか、交際期間半年の間に何度も復縁しているなど、波が激しすぎる場合はあまり考えずにそのときの感情に任せて動いているということです。
そうなると二人の関係や別れた原因、自分の至らなかった点などを冷静に考える時間もなく、ただ寂しいからという理由で戻っている可能性が高くなります。
復縁を繰り返すのは縁があるということとは言いましたが、その理由が寂しさとか依存である場合は必ずしもそうとは言えません。なぜなら相手がその人である必要はないからです。
「やっぱり○○じゃなきゃだめ」「○○がいないと楽しくない」という理由で戻るのは悪いことではありませんが、別れの原因に目を向けない限りは何度も同じことを繰り返すことになります。
「○○じゃなきゃだめ」という感情が、寂しさからそう勘違いしているものなのか、本当にその人でないとだめなのかは自分でも判断するのが難しいところです。本人は本当に後者だと思っていても実際には前者であることがとても多いからです。
付き合っていた相手と別れたら寂しいのも恋しくなるのも当たり前のことです。戻りたいとか次はうまくいくかもと思うのも普通の感情です。でもそれが本当にその人でなければダメなのかはそんなに簡単に判断できるものではありません。
なぜ別れることになったのか、なぜ戻る必要があるのか、本当に彼でないとだめなのか。
二人の関係や自分の気持ちを冷静かつ客観的に見ることができなければ、復縁してもうまくいかないでしょう。
縁を運命にすることができるか?
そもそも本当に相手の大切さを日々感じているのであれば、そんなに何度も別れたりしないでしょう。
それでも別れを繰り返すということは、別れの原因をきちんと理解していないか、もしくは寂しさの勢いで復縁しているのかのどちらかです。
なぜ別れることになったのか、どうしたら改善するのかを冷静に考えたうえで、やっぱりまた一緒にいたいと思うのであれば復縁をしましょう。
たとえ依存心や寂しさが原因だったとしても、何度も復縁を繰り返すということはやっぱり縁があるということです。
その縁を運命にできるかどうかは自分次第です。
こんなにたくさんの人がいる中で付き合うことができたのは紛れもなく奇跡です。
そんな奇跡で結ばれた二人に縁がないはずはありません。しかしその縁が腐れ縁なのか、依存で繋がっている縁なのか、はたまた運命なのかは二人の手の中にあると言っても過言ではありません。
今は何度も別れを繰り返しているけどきちんと原因を理解してこれから先はずっと一緒にいる運命の相手になるのか、何度も戻ってしまう依存関係の縁は断ち切って新たな縁を探すのか、一度自分の中で考えてみましょう。
アドバイス
何度も別れと復縁を繰り返して最終的に死ぬまで一緒にいるカップルもいれば、別れを繰り返した挙句に結局は破局してすぐに別の人を見つける人まで様々です。
必ずしも死ぬまでずっと一緒にいることが運命とは思いませんが、せっかく縁あって付き合った相手なのですからお互いにとってベストな結論を出したいですよね。
今まで一緒にいた相手ときっぱりと決別することは悲しいしつらいことですが、そういった決断をする必要があるときというのは必ずきます。
寂しさを基準に判断をするのではなく、お互いにとってお互いが本当に必要な存在なのかを客観的に見て判断すれば、縁という名の依存なのか運命の縁なのかがおのずと見えてくるでしょう。
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